2020年1月3日金曜日

今年のテーマ 5G .現状整理

 今年のテーマは、5G!
 今年の株式市場で活躍する会社は、たぶんほとんどの会社が、5Gに関連しているだろう。一見関係ない会社でも、物流や施設管理、人とのつながりなど、5Gが見えないところで入ってくる。その5G、日経特集記事をまとめる前に現状を整理しておこう。
<5Gの現状>
 昨年、世界で、「5Gの規格統一を受けて商用化された」と言っているのは、あくまで、スマホの通信規格。それも一部狭い範囲での商用化でまだまだ。その他一般の5Gに至っては、標準規格は、まだ統一されていない。今年春に向けて決めようと検討がなされているところ。この規格統一がなされないと、企業は動くに動けない。ただ研究は進んでいるが、日本は政府・行佐の利権争いや保守姿勢などで、高い壁が立ちはだかり、大きく出遅れてしまった。
 それでも、日本は、遅らばせながらも昨年4月に周波数割り当てが決まり、やっと今年2020年春に商用化が始まる。
口では「日本は5Gでは出遅れ、世界に後れを取っているが。6Gでは」と言っているが、まだ、その前の5Gも始まってもいない。今の政府の姿勢では、6Gも出遅れるであろう。
<5G実現の裏側>
 5Gは、大容量のデータを送れると言われているが、それは、波長の短いのもを使うことで実現できる。使う電波は、今まで使っていたセンチ波(マイクロ波)からミリ波に代わる。ミリ波はマイクロ波と違い遠くまでは飛ばないため、基地局がたくさん必要になる。
 基地局からは今までの回線を使うが、これも大容量が送信できるようなものにしなければならない。さらに、大容量のデータを遅延なく処理できるコンピュータが必要で、そのためには、それを処理できる半導体が必要になる。
 これも厄介で、半導体の線を刻み付ける技術が必要だが、あまりにも細かすぎ、保存されたデータとデータが電気的に影響を及ぼしあう現象が表れる。そこで、影響を及ぼさないような素材が必要になり、さらには、外部から入る電磁波の影響を排除しなければならない。最もこれが難しく、我々の周りには、非常に多くの電磁波が存在する。現実にデータが破壊される事故が数多く起こっている。その対策は進んでいるものの、完全なものではなく、2つ以上のバックアップを持ち、定期的に保存データを付け合わせ、チェックするなど、データの破壊を防いでいる。最も怖いのが、太陽の黒点の影響をは受けてもいること。フレアーの影響も出るほどの細かさになっているため、今後、半導体をどうしていくのか、研究開発が必要になる。この辺の技術、素材開発は日本が世界トップである。これは、企業が頑張っているためで、政府の後押しは少ない。それどころか、政府、自民党は自分中心の議員ばかりで、逆に足を引っ張る方向に動きかねない状況がある。
<5Gが帰ること>
 これは、日経新聞特集に載っているが。それは、次の書き込みに回すが、小生のマイブームにも影響が出てくる。ヴァーチャルの世界が現実社会と融合するMRが大きく前進する。一般のメディアは、バーチャルだ、ヴァーチャルだと言っているが、それを超える世界が始まる。

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