日経平均とTOPIXは一部銘柄がかぶっているため、連動するが、日経平均は先物・オプションの影響が大きく、TOPIXはETFの影響が大きい。日経平均を週足で見ると、上昇局面が終わったように見える。TOPIXで見ると、まだ頑張っているように見えるが、チャート的には、山をつけかけている。ここには載せていないが、月足で見ると(※先月のチャート参照)、2012年12月から始まったアベノミクス上昇相場が終わったように見える。
2019年の消費税引き上げ。その時には、各指標から景気後退が始まっていたにもかかわらず、強引に消費税を引き上げたことで、さらに、状況を悪化さたところに、パンデミック。経済状況は最悪の状況に。株は、急落から、相場の最後の上昇を見せたと見ることができるが、上昇幅が物足りないと見ることもできる。NYダウに比べ、上昇が小さいのは、おそらく、日本の経済構造、特に規制による成長率の低さが反映しているものとおもわれる。コロナ後の回復期に、日本はコロナ前の消費税による景気の後退を加速させたことが大きく、回復が遅れ、世界から取り残されると、世界の投資家が見ているためだと思われる。
市場関係者達は、年末にかけ、高値を抜いてくるという見方が支配的であるが、チャートから見ると、少し、怖い感じがしている。
週末のチャート2021年8月20日まで
見た目、下降トレンドを形成し始めているが、テクニカルから見ると、まだはっきりしない。昨年12月の横ばいボックス圏の高値が、心理的節目27,000円に位置しているので、27,000円を維持できるかがポイント。ただ、TOPIXのチャートは崩れていない
移動平均の52週線を割ってきていて、ボリンジャーバンドも2σを割ってきている。バンドウォークをすると完全に崩れる
日経平均は、先物・オプションとのからみもあり、一部銘柄によって動くため、環境から見て少し厳しいかもしれない
直近底値を付けたように見えるが・・・
節目1,000ptを割らなければ・・・
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